洗顔料

メイク落としと洗顔料でニキビを予防する

ニキビには、ストレスや乾燥肌によるものと、皮脂の分泌が活発になって出来るオイリー肌によるものがあります。前者は「大人ニキビ」、後者を「思春期ニキビ」と呼ばれることもあります。
 2つのタイプに合ったメイク落としと洗顔料でニキビを予防してみましょう。

 

 

 まず、乾燥肌によるニキビについて。乾燥肌は、お肌の保湿力が足りないためにバリア機能が失われています。弱ったお肌ではニキビが出来やすくなってしまうので、保湿を重視したメイク落としと洗顔料を選びましょう。

 

 オイルタイプのメイク落としは、ウォータープルーフのメイクをしっかり落とすことが出来ます。しかし、その分だけお肌に必要な皮脂を落としてしまいます。乾燥肌の人には適していません。皮脂を落とし過ぎないミルクタイプのメイク落としがお勧めです。落としにくいウォータープルーフのメイクを落とすときは、ミルクを手の平で温め、時間をかけて落とすと良いでしょう。ニキビ角栓

 

 

 続いて洗顔料です。こちらも保湿力が高いグリセリンやオイルを多く含んだ洗顔料を選び、皮脂を取り過ぎないようにしましょう。洗い方も、ゴシゴシとお肌を擦ったりしてはいけません。ニキビを刺激してしまうことになります。レモン1個分程度でホイップクリームくらいの硬さの泡を作り、お肌の上で転がすように洗うと良いです。

 

 

 オイリー肌の人は皮脂が過剰に分泌されているので、しっかりとメイクを落とせるオイルタイプがお勧めです。こちらも手の平で温めるとより効果が得られます。

 

 洗顔料には皮脂をさっぱりと落としてくれるものを選びましょう。ただし、皮脂を落とし過ぎてはいけません。オイリー肌の人でも適量の皮脂は必要です。さっぱりタイプの洗顔料にはスクラブが配合されていることがありますが、ニキビを傷つけてしまうのでお勧めしません。

 

 

 ニキビの原因には、洗顔料が髪の生え際や顎に残っている場合があります。20回ほどしっかりすすいで、泡がお肌に残らないように気を付けましょう。乾燥肌の人もオイリー肌の人も熱すぎるお湯で洗うと皮脂が落ちすぎてしまいますので、ぬるま湯で洗うことをお勧めします。

 

 メイクの落とし方や洗顔方法を見直して、ニキビの予防に役立てれば良いです。